凸版印刷、電子スタンプで店舗送客 デジタルスタンプを活用し、決済やポイント付与など複数機能の利用が可能な スマホ決済・認証サービス「マルチスタンプ」の提供を開始

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、デジタルスタンプを活用し、決済やプロモーション、マーケティングなどの複数機能を一括で提供するスマホ決済・認証サービス「マルチスタンプ™」の提供を2018年6月下旬から開始する予定です。

本サービスは、商品券や回数券などの決済、スタンプカードやクーポンなどのプロモーション、データ分析を活用したマーケティングなど、複数の機能を実店舗向けに提供するものです。スマートフォンの画面にスタンプを押すという分かりやすい操作で利用できるため、店舗スタッフのオペレーション教育の負荷を軽減できます。また、新たなシステム開発などが不要であり、導入負荷やコストも低減できます。さらに、数百万通りの認証パターンを用いることで高いセキュリティ効果を発揮し、商品券や回数券といった金券類の消し込みにも活用できます。本サービスにより、決済からマーケティングまで、さまざまな課題を一つのスタンプで解決します。

なお、本サービスは、2018年3月6日(火)から9日(金)まで開催される「リテールテック JAPAN 2018」(会場:東京ビッグサイト)のトッパンブースで紹介します。


クーポン利用のイメージ
© Toppan Printing Co., Ltd.
■ 開発の背景
近年、スマートデバイスの普及やITサービスの台頭などにより、キャッシュレス化が進んでいます。一方で、ECが普及し、オンライン企業が実店舗を展開する中でO2O市場が拡大し、実店舗でもクレジットカード決済はもちろん、スマートフォンを利用したオンライン決済やQRコード決済など、さまざまな決済サービスが導入されています。しかし、コストの高さや、運用時の負荷が店舗での導入の障壁となっていました。また、実店舗の課題を解決するためには、決済に限らず、クーポンの発行やスタンプラリーの実施など多様な機能を備えたサービスが求められています。
今回、こうしたニーズに応えるため、デジタルスタンプを活用し、決済やプロモーションなどの複数機能を一括で提供する「マルチスタンプ」の提供を開始しました。

■ 本サービスの特長
・マルチユース対応のスマホ決済・認証サービス
決済やプロモーション、マーケティングなどの複数機能を一つのスタンプで提供できます。
・導入の手間やコストを削減
電池や電源が不要なため、店舗はスタンプを置くだけで利用できます。また、メンテナンスの手間もかかりません。
・高いセキュリティ
約340万の認証パターンで、高いセキュリティ効果を発揮します。
・直感的で分かりやすい操作性
スマートフォンの画面にスタンプを押すという分かりやすい操作で利用可能なため、店舗スタッフのオペレーション教育の負荷を軽減できます。

■ 今後の目標
凸版印刷は、本サービスを流通・小売業界や飲食業界などに向け拡販、2020年度までに10,000店舗の導入を目指します。また今後、インバウンドメディアと連携したプロモーションなども行い、オンラインから実店舗への集客や顧客ロイヤリティを高めるサービスを開発・展開していきます。

* 「マルチスタンプ」は、凸版印刷株式会社が登録商標出願中です。
* 本サービスのデジタルスタンプは株式会社ワンツーシーエムジャパンが提供する「echoss Smart Stamp」です。スタンプ端末毎に固有情報を保有しており、スタンプが押された店舗を特定することができます。
* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です